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ジスロマックの作用時間が長い理由

ジスロマックはアジスロマイシンを有効成分としたマクロライド系の抗菌薬で、細菌に対して有効的に働きます。
幅広い抗菌スペクトルと抗炎症作用で様々な症状や感染症に使用できますが、クラミジア感染に高い作用を示すため、性感染症であるクラミジア、淋菌の治療に用いられます。

1回の服用で1週間は効果が持続する特徴があり、クラミジアなどの感染症は1週間で完治するので実質は1度の服用で済みます。
従来の飲み薬は服用すると血中に溶け出して効果を発揮します。
ジスロマックは組織に移行する性質の強い成分で、投与後は血中濃度よりも10~100倍高い濃度で組織、細胞内に留まり、半減期を500mgで68時間以上と極めて長い時間で蓄積される特徴があります。
細胞は感染している組織に移動し、細菌を食べると同時に吸収されたジスロマックが活動をすることで高い効果を示します。
薬の成分が移動しなくても細胞から動いて、細菌の場所まで運ぶというのが効率的な仕組みとなっています。

ジスロマック500mgを1日1回、3日間で服用するほか、2,000mgのドライシロップを1回服用するだけで7日間は効果が持続するのが大きなメリットとなります。
逆に半減期が長いことから副作用が起こると、効果が切れるまで手の施しようがないというデメリットも存在します。
特に高濃度で使用することが多く、悪性の細菌だけでなく善玉菌まで退治してしまい、下痢や腹痛といった消化器系の副作用が起こりやすく、長い人では2~3日は症状が続くこともあるようです。
また、常在菌を退治することがあるため、抑えられていたカンジダなどが発症しやすくなることから、頻繁に使用するには注意が必要です。

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